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クロルヘキシジングルコン酸塩エタノール消毒液1%「東豊」 よくある質問

クロルヘキシジングルコン酸塩エタノール消毒液1%「東豊」のトピックス

  • 2016.06.13平成28年5月31日付の厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課長通知に基づき、弊社クロルヘキシジン製剤の使用上の注意を改訂いたしました。
    詳細はお知らせをご参照ください。
質問 回答
消防法の適用となるアルコール類の濃度および量はどのくらいですか?

アルコール類は消防法でいう第4類の危険物であり、60%(重量%)以上の製品が消防法の適用となります。また、指定数量は400Lと定められており、この量を超えれば消防法の対象となります。さらに市町村火災予防条例の対象となる数量はこの1/5以上(80L以上)です。

※本「よくある質問」が掲載されている製品は消防法のアルコール類に該当する製品です。

カテーテル刺入時および挿入部位の皮膚消毒にはポビドンヨードが一般的に使用されていますが、クロルヘキシジンとポビドンヨードを比較した資料がありますか?またクロルヘキシジンを使用するメリットはなんでしょうか?

2002年に発表されたメタアナリシス*によると、クロルヘキシジンはポビドンヨードと比較してカテーテル関連血流感染のリスクを51%減少させると報告されています。また感染率が低下することによって医療経済効果も期待できることも報告されています。

*メタアナリシス:過去に行なわれた複数の研究結果を統合し、より信頼性の高い結果を求めること、またはそのための手法や統計解析のこと。

ご参考:
Y’s Letter Vol.3 No.6 「中心静脈ライン関連血流感染対策におけるカテーテル挿入部位の皮膚消毒について」

血液培養時の皮膚消毒にも使用できますか?

血液培養時の皮膚消毒に使用される消毒薬としてはポビドンヨード製剤、ヨードチンキ、クロルヘキシジン製剤やアルコール製剤などが使用されています。したがって、クロルヘキシジンアルコール製剤であるヘキザックAL1%製品は使用可能です。
一般的にはポビドンヨードが多く使用されていますが、2011年に発表されたメタアナリシス*によるとクロルヘキシジンアルコールはポビドンヨードに比べて血液培養時の細菌汚染(コンタミネーション)が有意に減少することが報告されています(ポビドンヨードの細菌汚染リスクを1とした場合、クロルヘキシジンアルコールのリスクは0.33)。
このようなことからも血液培養時の皮膚消毒においてヘキザックAL1%製品はポビドンヨードに比べて細菌汚染の頻度を減少させることが期待されます。

* Caldeira D, David C, Sampaio C.
Skin antiseptics in venous puncture-site disinfection for prevention of blood culture contamination: systematic review with meta-analysis.
J Hosp Infect 2011;77:223-32.

ご参考:
ヘキザックAL1%製品(パンフレット)

ヘキザックAL液1%、ヘキザックAL液1%青、クロルヘキシジングルコン酸塩エタノール消毒液1%「東豊」についてはどのような違いがありますか? ヘキザックAL液1%、ヘキザックAL液1%青、クロルヘキシジングルコン酸塩エタノール消毒液1%「東豊」は、すべて1w/v%クロルヘキシジングルコン酸塩エタノール製剤です。またエタノール含量も同じですが、色素の違いにより薬液の色が異なります。このため、使用する目的に合わせて選ぶことが可能です。
製品名 薬液の色 皮膚への着色 目的
ヘキザックAL液1% 無色澄明 着色なし
  • 無色澄明の薬液がよい
  • 皮膚を着色しなくてよい
ヘキザックAL液1%青 青色澄明 着色なし
  • 薬液の色で他の薬剤と識別したい
  • 皮膚を着色しなくてよい
クロルヘキシジングルコン酸塩
エタノール消毒液1%「東豊」
だいだい色澄明 着色(だいだい色)
  • 薬液の色で他の薬液と識別したい
  • 皮膚を着色し塗布範囲を確認したい
クロルヘキシジングルコン酸塩エタノール消毒液1%「東豊」はどのような特徴を持つ製剤ですか?  クロルヘキシジングルコン酸塩エタノール消毒液1%「東豊」は1w/v%クロルヘキシジングルコン酸塩エタノール製剤です。性状はだいだい色澄明の液のため他剤との識別が可能な製剤であり、皮膚を着色するため塗布した際に消毒範囲の確認が可能です。
クロルヘキシジングルコン酸塩エタノール消毒液1%「東豊」のエタノール含量は何%ですか? 薬剤100mL中に日局エタノールを83mL含有しています。したがってエタノール濃度は約79vol%になります。
*日局エタノールのエタノール濃度:約95%
クロルヘキシジングルコン酸塩エタノール消毒液1%「東豊」にはどのような色素を使用していますか? クロルヘキシジングルコン酸塩エタノール消毒液1%「東豊」に含まれる色素は、赤色227号、黄色203号です。2成分ともに着色を目的として医薬品に添加可能な成分であり1)、現在流通している他の医療用医薬品においても使用されています。

1) 医薬品等に使用することができるタール色素を定める省令」
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S41/S41F03601000030.html
クロルヘキシジングルコン酸塩は綿に吸着することが知られていますがクロルヘキシジングルコン酸塩エタノール消毒液1%「東豊」の綿球を調製する際はどうすればよいですか? クロルヘキシジングルコン酸塩は綿に吸着するため、綿球調製時は綿球に対し十分な薬液量を含浸させる必要があります。
市販綿球を使用しクロルヘキシジングルコン酸塩エタノール消毒液1%「東豊」の吸着による濃度低下の度合いを検討した結果、綿球重量1gに対してクロルヘキシジングルコン酸塩エタノール消毒液1%「東豊」を25mL用いることによってクロルヘキシジンの残存率は95%以上となったことが示されています。これより、クロルヘキシジングルコン酸塩エタノール消毒液1%「東豊」を綿球に含浸させ使用する場合には、綿球重量1gに対して25mL以上の薬液を使用することが望ましいと思われます。
例えば、市販綿球(20mm)3球分の重量を約1.2gとすると、この綿球3球に対しては約30mL以上の液量が必要となります。