外用殺菌消毒剤 ヘキザック®AL1%OR液16mm綿棒セット

1w/v%クロルヘキシジンエタノール含浸綿棒

禁忌(次の患者及び部位には使用しないこと)

  1. クロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 脳、脊髄、耳(内耳、中耳、外耳)
    〔聴神経及び中枢神経に対して直接使用した場合は、難聴、神経障害を来すことがある。〕
  3. 腟、膀胱、口腔等の粘膜面
    〔クロルヘキシジン製剤の上記部位への使用により、ショック症状(初期症状:悪心・不快感・冷汗・眩暈・胸内苦悶・呼吸困難・発赤等)の発現が報告されている。〕
  4. 損傷皮膚及び粘膜
    〔エタノールを含有するので、損傷皮膚及び粘膜への使用により、刺激作用を有する。〕

特徴

血管アクセスデバイス穿刺部位などの皮膚消毒に

  • 殺菌作用は迅速かつ持続性があります。
  • クロルヘキシジンを吸着しにくい綿棒を使用しており、クロルヘキシジンの濃度低下はみられません。
  • 皮膚を着色するため消毒範囲がわかります。
血管アクセスデバイス穿刺部位などの皮膚消毒に

有効性

各種細菌・真菌に対する殺菌効果1)

ヘキザック®AL1%OR 液16mm 綿棒セットの薬液について、各種細菌および真菌に対する殺菌力試験を行った。その結果、供試したグラム陽性・陰性菌、真菌(酵母)において30 秒で殺菌された。

供試菌株 殺菌時間
グラム陽性菌 Staphylococcus aureusATCC 6538 30秒以内
Staphylococcus aureus(MRSA)CI 30秒以内
Staphylococcus epidermidisJCM 2414 30秒以内
Enterococcus faecalisJCM 5803 30秒以内
グラム陰性菌 Pseudomonas aeruginosaATCC 15442 30秒以内
Pseudomonas aeruginosaCI 30秒以内
Escherichia coliATCC 10536 30秒以内
Serratia marcescensJCM 1239 30秒以内
真菌(酵母) Candida albicansATCC 10231 30秒以内

CI:臨床分離株

各種細菌・真菌に対する抗菌効果1)【MIC(最小発育阻止濃度)】

ヘキザック®AL1%OR 液16mm 綿棒セットの薬液のMICを、日本化学療法学会標準法(微量液体希釈法)を準用して試験し、結果を以下に示した。

供試菌株 MIC(μg/mL)
グラム陽性菌 Staphylococcus aureusATCC 6538 1.6
Staphylococcus aureus(MRSA)CI 1.6
Staphylococcus epidermidisJCM 2414 1.6
Enterococcus faecalisJCM 5803 6.3
グラム陰性菌 Pseudomonas aeruginosaATCC 15442 50
Pseudomonas aeruginosaCI 25
Escherichia coliATCC 10536 1.6
Serratia marcescensJCM 1239 50
真菌(酵母) Candida albicansATCC 10231 12.5

CI:臨床分離株

クロルヘキシジンの綿棒への吸着2)

ヘキザック® AL1%OR 液16mm 綿棒セットの綿棒に、本剤の薬液(1w/v%クロルヘキシジン(CHG)エタノール)4.8mLを室温で一定時間(1分、3 分、10 分、60 分)含浸させた後、綿棒から薬液を搾りとり、CHG の濃度を測定した。
また脱脂綿綿棒についても同様に試験を行った。その結果、脱脂綿綿棒ではCHGの吸着により、含浸時間の経過ともにCHG濃度は低下し、含浸60 分後において0.93w/v%であった。
一方、本剤の綿棒ではどの時点においても、CHG 濃度は約1.00w/v%であり、CHGを吸着しないことが確認された。

含浸綿棒から取り出した薬液中のクロルヘキシジン濃度

参考クロルヘキシジンの綿への吸着3)

1%クロルヘキシジンエタノール液、10% ポビドンヨード水溶液、また0.1%クロルヘキシジン水溶液を12mm サイズの綿棒に十分に含浸させ、被験者の前腕屈側部(約5×8cm)にそれぞれ2 回塗布し、塗布中央部が完全に乾燥するまでの時間を測定した。各消毒薬の平均乾燥時間は、1%クロルヘキシジンエタノール液では41秒であったが、0.1%クロルヘキシジン水溶液では2 分22 秒、10%ポビドンヨード水溶液では5 分を要した。この結果から、1%クロルヘキシジンエタノール液は速乾性であることが確認された。

【参考】各消毒薬の皮膚塗布後の乾燥時間

綿棒の取扱方法

以下のようにして薬液を含浸させて、開封してください。
薬液と綿棒が見える向きに持ち、綿棒を押込んでください。

  • 1

    綿棒を両手で押さえるように持つ

  • 2

    綿棒を薬液側に押込む

  • 3

    フィルムを左右に剥がす

  • 4

    綿棒を取出す

  • 5

    皮膚に塗布する

  • 1)社内資料:ヘキザック®AL1%OR液16mm綿棒セットの殺菌効果および抗菌効果
  • 2)社内資料:ヘキザック®AL1%OR液16mm綿棒セットの綿棒への吸着に関する資料
  • 3)社内資料:1%クロルヘキシジンアルコール液の皮膚塗布後の乾燥時間